自分分析

気づいたこと、思ったこと、

親からの暴力

ドクター倫太郎を見て…

 

 

 

私はよく母に殴られて育った

 

 

小学校の先生にも塾の先生にもよく怒られてたし、

すごくややこしい子どもだったと思う

 

でも、母や父からの暴力と、先生の暴力との違いがある

それは、なんで怒られたのか理由を覚えているかいないか

 

学校でも塾でも怒られたときは

ああ。私が○○しちゃったからだな。反省…

「ごめんなさい」って素直に言えてた

だけど、母や父からのは

なぜ怒られてたのかわからないのが殆ど

 

髪の毛を引っ張られて家から追い出されたり

平手打ちなんて日常茶飯事で

パンチもキックもくらってた

一番痛かったのは本の角で頭殴られたときかな

あれは半日寝込んだ

 

父からは怒る声のトーンがすでに恐怖で

鈍い音のする往復ビンタとか

背負投げとか

怒る頻度は母より少ないけど

パワーは母の倍だった

 

暴力の内容はザッとこんな感じで

「ごめんなさい」以外に何か発言すれば殴られる時間が増すだけなので

ひたすら受け身をとって親が静まるのを待ってた

親のイライラが収まったら私は机の下に入って

ひたすらノートに「死ね死ね死ね死ね」って書きまくってた

 

こんな感じで中学2年をむかえ、

私の我慢はピークに達した

ある日、いつものように母はイラつきだし、私を叩いた

その瞬間、貯まってたものが一気に吹き出して

母を殴り返した

母は一瞬びっくりした顔をしてまたすぐに殴り返してきた

私は泣きながら叫びながら

今までされたことをすべて母に返した

殴って蹴って髪を引っ張った

 

ま、そんなこんなでそれから両親は私を殴らなくなった

 

でもそこから私は壊れ始めた

 

 

「親から殴られたことある?」

みんなの答えは「1度もない」か「ちっさいころに数回」

 

私は親からこんな風に暴力を受けるのはあたりまえだと思ってた

みんなもそうやって生きてきてるんだって

無意識的にそう思ってた

でも違かった

殴るのは私の親だけだった

 

 

なんであんなに殴られなきゃいけなかったのか

 

 

一番大切なものを「家族」と答える友達

お母さんに「感謝」していると答える友達

それが不思議でたまらなかった